改築・reform(5)

床材・建材・自然素材

ここでは、私がこだわった建材について紹介します。

予算のこともあり、全て思い通りとはいきませんでしたが

なるべく気持ちよく住めるように配慮したつもりです。

珪藻土（けいそうど）
リビング・ダイニング
・水分などの吸収、排出に優れているということで、改築当時注目されていた珪藻土を設計士の方に依頼。

漆喰（白）		 介護室・ホール
・梁をむき出しにする部屋の壁面積が広いので、かなり予算がとられた。
　珪藻土に比べて硬い。言葉を変えればちょっと冷たい感じです。

布クロス

 寝室・２つ
・糸がオーガニック素材のクロス。壁に貼る接着剤も身体に害のないものらしく、クロスとセットで販売されているもの。
無垢オーク
一階・全室（改築部分）
・ユアサのオークボーイ。色は濃茶です。平米単価が安いとは言えないけれど重厚感があります。猫の毛・ほこり・ワックス痕がわかるのが、この色を選んだものの難点です。^^;
麻・ウール混紡 二階
・ゲストルームの床は、じかばりのカーペット。ナチュラル感いっぱいの麻・ウール各５０％。気持ちいいですよ・・・これは！猫のつめとぎがちょっと心配でした。今のところ大丈夫。(=＾ェ＾=)素材画像を見る
塗装
洗面台
 一枚板 ・Tokyuハンズで建築家が買い求めたとの事です。
　既製品ではなく、板と洗面ボウルを組み合わせて欲しいと
　お願いしていたので、購入した板を柿シブ塗装でシンプルに！。
押入れの中 ベニア板・F0 ・押入れの中の板（ベニア板）まで、ホルムアルデヒドが少ないものを指定しました。予算見積もりの段階で身体に良いはずの防虫加工なしベニアが、防虫加工より数倍高いことが判明。需要と供給の関係で！でも、押入れは空気が変らないので高くても身体によいものにしました。
塗料 べんがら・柿シブ ・なるべく自然で・・・ということで、昔ながらのべんがら塗装で梁・柱・扉の塗装をしました。柿シブ（防虫）を先ず塗ってそのうえにべんがら塗装にすると時間がかかります。
追記
１９９８年に改築した頃、母は持病の喘息がひどく　発作が起こると話もできないほどでした。シューっと口にお薬をするくらい・・・
それが・・・いつの間にか通院する回数が減り、２００３年頃は発作も起こらなくなって喘息のために通院は一切しなくなっていました。

喘息の原因が何だったのかわかりませんが、昭和５４年頃からですから、かなり長年苦しんでいたのに・・・不思議です。明らかなことは、改築には化学物質を多く含んだ接着剤、床材、塗料は使用しなかったこと。
それだけとは思えないのですが、何はともあれ苦しむことがなくなって本当に嬉しいです。

じゅうたんもありませんし・・・あるのは　台所マットくらいです。（ほこりは家中たくさん・・・ですが^^;）2006/1/4

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